概要
2015年のコーポレート・ガバナンス・コード(CGコード)の策定以降、ガバナンスをめぐる環境変化は大変早くなっている。2021年のCGコードの二度目の改訂では、旧来型のガバナンスに含まれていなかった中長期的な企業価値向上に関連するマネジメントマターがCGコード入ったことで、CGコードの取り扱う範囲がより広がった。内部監査部門が取締役会および監査役会に直接報告を行うデュアル・レポーティングラインが組み込まれたこともその一環である。本講義では、CGコードのプレーヤーとして位置づけられた内部監査部門の実務担当者が知っておきたいコーポレート・ガバナンスの基礎知識と最新動向を習得する。ガバナンスとマネジメントの関係性や取締役会のあるべき姿が概観した上で、独立社外取締役の役割責務と現状を把握する。さらに、内部監査部門の強化とコーポレート・ガバナンス、取締役会および監査役会と内部監査部門との連携について、独立社外取締役のサポートを長年行ってきた立場から解説する。
対象者
以下のような方に好適なセミナーです。
・コーポレート・ガバナンスの基礎知識と最新動向を知りたい方
・経営者・管理者など内部監査部門の強化を検討している方
・ガバナンスに興味のある方
主な内容
・コーポレート・ガバナンスの基礎知識、最新動向
・ガバナンスとマネジメントの関係性
・取締役会のあるべき姿
・独立社外取締役の役割責務と実態
・内部監査部門の強化とコーポレート・ガバナンス
・取締役会、監査役会と内部監査部門との連携
講師略歴
技術者として勤務していた会社が買収されたことを機に、コーポレート・ガバナンスに関心を持ちビジネススクールで学ぶ。修了後、2003年に全国社外取締役ネットワークの設立に加わり、2012年に日本コーポレート・ガバナンス・ネットワークに名称変更。ガバナンスのトレンドウオッチャーであるとともに独立社外取締役と取締役会事務局の両面のサポートを行い、ガバナンスの実効性向上に注力している。
著書に『独立社外取締役』(商事法務、2009年)、監修として『取締役会事務局の実務―コーポレート・ガバナンスの支援部門として』(商事法務、2021年)がある。最近の論文として、「ガバナンスの一翼を担う取締役会事務局の重要性と機能強化」(証券アナリストジャーナル、2022年4月)、「取締役会事務局のガバナンス・オーガナイザーへの進化―『取締役会事務局懇話会』のテーマ変遷から考える―」(旬刊商事法務、2022年12月)がある。
視聴方法
オンラインセミナーは、Zoomウェビナーにて開催いたします。
開催日の2~3日前に、開催通知にてZoomの視聴情報をお送りいたします。
※視聴にはインターネット回線が必要です。通信料はお客様負担となります。
価格
2,000円
購入から視聴までの流れ
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